デジタルメディアリテラシーの夜明け いったんとまれ「批判的思考」のススメ

デジタルメディアリテラシー

©Ibuki Haruka

スマートフォンやタブレット端末などのデジタルツールの利用者が急速に増加し、子どもたちにとってもインターネットは身近なものになりました。1人1台端末時代となった今、これまで以上にデジタルツールをより良く使うためのスキルが求められています。デジタル社会には、情報の利用者や発信者、コミュニケーションする人、クリエイターなどさまざまな人が存在します。インターネットを公共空間ととらえ、マナーを守り、情報発信をする際は人権にも配慮し、内容を慎重に考えることが大事。責任をもってテクノロジーを使用し、学び、創造し、情報社会に積極的に参加する力を育むために、みなさんのメディアリテラシーを向上させていきましょう。

*このサイトはデジタルメディア情報を利活用する際の参考や、人権に関する学習会、研修会の教材等としてご活用ください。

現代人に必要なメディアリテラシーとは?

メディアリテラシーとは、インターネットやテレビ、新聞などのメディアを使いこなし、メディアの伝える情報を理解する能力。また、メディアからの情報を見きわめる能力のことです。私たちの育むべきデジタルメディアリテラシーとは、デジタル時代の偽情報・誤情報をみきわめ、差別や偏見に対抗する能力なのです。

なぜメディアリテラシーが大事なの?

誰でも情報発信ができる現在、その情報が正しいかどうかを一目で判断するのは難しくなりました。不確かな情報に惑わされず、情報を吟味することが大事なのです。オンライン上で良い関係を築くためには、個人の秘密と権利(プライバシー)を守ることも大切です。

どんなことが問題とされているの?あるの?

SNSの普及により、真偽のわからない情報が安易に発信されるようになりました。それにより確証のない情報,流言が拡散しやすく訂正も難しくなっています。またSNS内では同じ考え、価値観の人とのみ対話、議論しやすいため社会の分断や人権侵害につながることもあります。

参考:「メディアリテラシー〜吟味思考を育む」坂本旬・山脇岳志編著、時事通信社、2022
「令和3年版 情報通信白書|ICTリテラシーの向上」総務省

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